年金がもらえるか不安
貯金をしているが、老後資金が不安
日本人の8割が老後に不安を抱えています。
そんな多くの人が
不安を解消させるために
自分で老後資金を確保しようという動きがあります。
その手段の1つとして使われている
つみたてNISAをご紹介します。
日本人と長期資産運用の相性
日本人と長期資産運用は、
非常に相性が良いです!
それは、日本人は貯金が好きだからです。
日本人が貯金を好む傾向として、
貯金利率があり、貯金しているだけでお金が増えるからです。
現在は、貯金しても0.01%とかの銀行ばかりですが、
1974年には、ゆうちょ銀行は4.32%の利率がありました。
このように預けるだけで増えるものを
日本人は好む傾向があるため、
つみたてNISAなどの長期資産運用と相性が良いと考えます。
NISA、つみたてNISAで良く買われる
ランキング上位の銘柄
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
について調べてみました。
出典:楽天証券eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、始まってから
2年なので長期運用というには、
物足りない長さかつ、コロナによる暴落もあり正常な基準がありません。
運用実績の元となる米国株などで、
過去10年、20年、50年、100年と比べると
現在は、株価がとても上がっております。
出典:Google INDEXSP: .INX
ナザールさんという方が運営されている
トラインベストというサイトにて
"eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)"を
長期シミュレーションをされており、その数値を参考にさせてもらっています。
参考:https://tryinvestment.net/
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の
運用シミュレーションを
まとめると下記の通りです。
10年間(2010~2020年)の
平均利回りが12.3%
20年間(1990~20204年)の
平均利回りが5.6%
30年間(1980~20204年)の
平均利回りが7.8%
ちなみに日本人の好む貯金は、
貯金口座に預けても利率は0.001%
利回りだけ比べると
米国株30年間の利回りと比べると7,800倍ちがいます。
ここからは、具体的なシミュレーションを行ってみました。
※SBI証券のシミュレーションを使っております。
下記の共通条件
・月々3万円
・年利5%
【30歳の人が老後資金に向けて】
30歳から定年の60歳へ老後に資金確保に向けて
30年間積み立てた場合
合計約2,475万円
積立元本10,800,000円
増えた額13,954,851円
資産が2.29倍となっております。
定年が伸びて70歳まで働くことになれば、
合計約4,515万円
積立元本14,400,000円
増えた額30,754,740円
資産が3.14倍となっております。
【20歳の人が老後資金に向けて】
定年が伸びて70歳まで働くことになれば、
50年間積み立てた場合
合計約7,853万円
積立元本18,000,000円
増えた額60,525,162円
資産が4.36倍となっております。
【40年間の積み立て投資を年利3%したシミュレーション複利表】
年数 | 投資総額額(万円) | 資産×年利計算(万円) |
1 | 36 | 37.80 |
2 | 72 | 77.49 |
3 | 108 | 119.16 |
4 | 144 | 162.92 |
5 | 180 | 208.87 |
10 | 360 | 475.44 |
20 | 720 | 1249.89 |
30 | 1080 | 2511.39 |
40 | 1440 | 4566.23 |
※年利5%で試算しております。
メリット、デメリット
メリット
利益が非課税
少ない額から始められる
買うことだけに専念
長期投資を続けられる
手間が掛からない
利益が非課税
株式を買い
売ることで発生した利益に対して
約20%の税金がかかります。
つみたてNISAで購入した分の
利益に対しては、非課税となります。
少ない額から始められる
積み立てなので、毎月何円と自分で指定できる
買うことだけに専念
積み立てなので、売ることを考えなくて良い
長期投資を続けられる
一時の元本割れが合っても
長期的には、プラスが見込めます。
S&P500は過去にすごいときは、
利回り15%の時もありました。
手間が掛からない
自分で1度だけ設定すれば、自動で積み立て可能。
デメリット
元本保証がない
株価には、波がありますのでマイナスになる時期が必ずあります。
しかし、長期運用を行うことで、このリスクを減らすことが可能です。
※投資は、自己責任でお願いします。
簡単な始め方
つぎの3ステップでつみたてNISAを始められます。
①証券口座の開設
まだ証券口座を開設していない人は、
楽天証券やSBI証券といった証券口座を開設しましょう。
下記の記事をご参考ください。 続きを見る
メジャー証券口座を厳選比較 SBI,楽天,松井【ココで解決!】
②NISA口座
証券口座を開設した後に、
その中でNISA口座を開設する必要があります。
NISA口座は、証券会社が違っても
1人1つしか開設できませんので、ご注意ください。
③つみたてNISA設定
月々の積立金額を設定して、
つみたてNISAスタートです!
みんなで豊かな老後を過ごしましょう👍